注目ポイント
立法委員(国会議員)の台北市第3選挙区(中山区、松山区20里)の補欠選挙が8日、実施され、最大野党・国民党の王鴻薇(おうこうび)氏(58)が当選した。台北市長選に立候補した同党の蒋万安(しょうばんあん)氏が昨年11月に立法委員を辞職したことに伴い実施された補選で、同党は議席を維持した。

(台北中央社)立法委員(国会議員)の台北市第3選挙区(中山区、松山区20里)の補欠選挙が8日、実施され、最大野党・国民党の王鴻薇(おうこうび)氏(58)が当選した。
台北市長選に立候補した同党の蒋万安(しょうばんあん)氏が昨年11月に立法委員を辞職したことに伴い実施された補選で、同党は議席を維持した。
王氏は2006年から台北市議を4期務め、昨年11月末の統一地方選で5度目の当選を果たしたばかりだった。一度は不出馬を表明していたが、党や蒋氏の説得を受けて出馬を決めたという。
与党・民進党からは呉怡農(ごいのう)氏(42)が出馬していた。20年の立法委員選では同選挙区で蒋氏に敗れた呉氏。今回の補欠選挙では台北松山空港の移転などを掲げ、王氏と接戦を繰り広げた。
投票率は、43.35%だった。
(劉建邦/編集:楊千慧)