注目ポイント
台湾南西部に位置する台南は、台湾で最初に首府が置かれた古都であり、台南小吃という言葉もあるほど食の街としても知られています。台湾好きのインフルエンサー、keiko在台灣さんが、現地を訪れた時の様子を振り返りました。
大家好! keiko在台灣です。SNSで繋がっている台湾好きな方達が台湾へ渡航する様子を見ていると、やはり台北に行っている方が大半です。
前回の記事で台東を紹介したように、台湾には台北以外にも魅力的な土地がたくさんあります。今回は、歴史的な史跡やレトロな街並みが多く残る台湾の古都、台南の様子を紹介します。記事の中の情報は、私が2016年に行った時のものになりますので、これから行く方は改めて調べてみてくださいね。

台南はどんな場所? 行き方は?
台南は台湾の南西側にあります。ちなみにもっと南に行くと高雄があります。台湾で初めて首府が置かれた長い歴史を持つエリアで、街を歩けば昔から残る歴史的建造物や、思わず写真を撮りたくなる素敵な路地がたくさんあります。街の雰囲気もゆったりとしていて、個人的に大好きな場所です。
2016年の旅行時は、高鉄(台湾新幹線)に乗って台北から移動しました。台湾を旅行する外国人旅客向けの優待チケットを使えば、割引価格で利用できます。台北から台南までは最短で1時間半ととても近いため、私は午前中の中国語学校が終わった後、お昼ご飯の駅弁を購入して乗り込みました。
早朝3時でもギリギリ! 人気の台南グルメ
この時は時間の都合で一泊二日の旅でしたが、できる限り多くの観光名所と台南グルメを食べることを目標に、寝る間も惜しんで観光しました。一番思い出深いのは、牛肉湯(牛肉スープ)のお店に行った時のこと。まだ真っ暗な早朝の3時に並んで整理券をゲット!
そんなに早い時間帯に行っても、整理券がなくなる寸前だったことを記憶しています。お店自体は朝5時オープン。初めに整理券を持っている人が席に付き、その後は並んでいる人から順番に食べられるシステムです。


史跡巡りの定番といえば?
台南は晴れが多く暑いためか、植物の成長が他の地域よりもダイナミック! 台湾最古の城堡である「安平古堡」は、力強い木々に侵食されつつも、その巨大な建造物に圧倒される場所です。オランダから台湾を奪回した英雄として知られる鄭成功の銅像も観光スポットの1つです。

台湾で一番古い孔子廟である「台南孔子廟」には、学業の神様とされている孔子が祀られています。たくさんの観光客が訪れる場所ですが、広大な敷地のためゆったりとした雰囲気です。
孔子廟の一角には、絵馬のように願い事を書けるお札がたくさん掛けられていて、私も「台湾に関するお仕事が増えますように」とお願いしました。本来は学業に関することを書いた方が効果がありそう(!?)です。

