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自民党の世耕弘成参院幹事長は27日、南部・高雄市の廟(びょう)、紅毛港保安堂を訪れ、今年9月に設置された安倍晋三元首相の銅像を視察した。廟側は新たな銅像を作り、日本に寄贈する考えを示した。

(高雄中央社)自民党の世耕弘成参院幹事長は27日、南部・高雄市の廟(びょう)、紅毛港保安堂を訪れ、今年9月に設置された安倍晋三元首相の銅像を視察した。廟側は新たな銅像を作り、日本に寄贈する考えを示した。
同廟は太平洋戦争中、バシー海峡に沈んだ旧日本軍第38号哨戒艇と145人の英霊を祭っていることで知られる。世耕氏は安倍氏の銅像に献花し、廟を管理する張吉雄主任委員らから歴史や哨戒艇に関する説明を受けた。
世耕氏は視察後報道陣に「台湾との友好関係に非常に努力していた安倍総理のことを評価し、有志が私財で銅像を作り、祭っていることは本当にありがたく思った」とし、出来栄えについて「本物のように見えた」と語った。
張氏は銅像設置後間もなく日本側から購入の意向があったとしながらも、安倍氏の台湾に対する貢献と支持はお金で測ることはできないと説明。政府側で話し合いがまとまり次第、新たな銅像を作り、寄贈すると語った。
(洪学広/編集:齊藤啓介)
影片來源:CNA-南部地方組