注目ポイント
2022年も残りわずか。今年の干支「寅」にちなんで、台湾で話題を呼んだデジタルサイネージを紹介します。
昨年、東京・新宿を行き交う人々の注目を集めたのが、新宿駅東口駅前の大型街頭ビジョンに登場した巨大な3D猫。今夏には渋谷駅前の複数の街頭ビジョンを連動させた秋田犬も登場するなど、3D屋外広告の活用が急速に進んでいますが、それは台湾も同じ。
台北では今年10月、市内のMRT圓山駅や世界貿易センター101など8カ所に「かわいい3D虎」が登場しました。
台北市政府産業発展局と、台湾有数のVR、AR、3Dモデリングやメタバース関連の技術を持つ沙漠魚科技有限会社などが協力し、日本や韓国に行かないと見ることができなかったリアルな3D技術を体験してもらう目的で始まったもので、台湾最大規模の夜市・士林夜市で知られる士林区では、「汚い・不快」というマイナスイメージの強かった地域を活性化させることにもひと役買ったようです。
来年の干支は「うさぎ」。虎以上に元気に飛び跳ねてくれる広告が見られるかも?
Samoi Taiwan社のYouTubeチャンネルより
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