2022-12-27 政治・国際

元旦の国旗掲揚式 テーマは「一致団結、台湾前進」 総統府前で

注目ポイント

総統府は26日、記者会見を開き、来年元旦に総統府前で催される国旗掲揚式の詳細を発表した。「一致団結、台湾前進」をテーマとし、台湾の経済や政治、民主主義が脅かされても、前進を続ける台湾人の挑戦を恐れない強い意志と生命力を表現する。

2020年元旦に行われた総統府の国旗掲揚式(中央社資料写真)

(台北中央社)総統府は26日、記者会見を開き、来年元旦に総統府前で催される国旗掲揚式の詳細を発表した。「一致団結、台湾前進」をテーマとし、台湾の経済や政治、民主主義が脅かされても、前進を続ける台湾人の挑戦を恐れない強い意志と生命力を表現する。

式典を主催する民間団体「ライオンズクラブ国際協会台湾総会(国際獅子会台湾総会)」の張正忠・総監議会議長は、新型コロナウイルスの影響下やコロナ後の時代下で世界における台湾の重要性が広く認知されたとした上で、来年の元旦の式典には特別な意義があると語った。

2023年元旦に行われる国旗掲揚式のメインビジュアルと、式典を実施する「ライオンズクラブ国際協会台湾総会」の張正忠総監議会議長=2022年12月26日、中央社記者鄭傑文撮影
2023年元旦に行われる国旗掲揚式のメインビジュアルと、式典を実施する「ライオンズクラブ国際協会台湾総会」の張正忠総監議会議長=2022年12月26日、中央社記者鄭傑文撮影

メインビジュアルは「強じんさ」と「つながり」をコンセプトとし、経線と緯線が台湾に集まって交差する様子がデザインされた。自由と民主主義の世界の運命共同体としてパワーを集めて光り輝く台湾を象徴しているという。

当日は午前4時半から入場でき、同5時10分に最初のパフォーマンスが始まる。国内高校のマーチングバンドやパーカッションのパフォーマンス団体が参加する。国歌斉唱と国旗掲揚は同6時27分に予定されている。

(葉素萍/編集:楊千慧)

 

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