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台湾の軍関係者によると、12日から連続して中国の護衛艦が東部沖を航行しているという。国防部(国防省)は21日、航空機や軍艦、ミサイルシステムなどで監視したと発表した。

(台東中央社)20日夕方から21日早朝にかけて、中国の護衛艦1隻が東部・台東県緑島沖44カイリ(約81.5キロ)地点を航行していたのが確認された。軍関係者によると、12日から連続して中国の護衛艦が東部沖を航行しているという。国防部(国防省)は21日、航空機や軍艦、ミサイルシステムなどで監視したと発表した。
軍関係者は、同県の空軍志航基地では20日から多目的ヘリコプターUH60M「ブラックホーク」や戦闘機「ミラージュ2000」などが頻繁に離着陸したと話した。
同部は、20日午前6時から21日午前6時までに、台湾の防空識別圏(ADIZ)に進入したものを含む中国軍の航空機延べ11機と軍艦延べ3隻が台湾海峡周辺で活動をしたと明らかにした。
(盧太城/編集:齊藤啓介)