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寒波の影響で中部・台中市の観光名所、武陵農場では19日早朝、氷点下1.5度の低温が観測された。敷地内は霜で一面が白く染まり、銀世界が広がった。

(台中中央社)寒波の影響で中部・台中市の観光名所、武陵農場では19日早朝、氷点下1.5度の低温が観測された。敷地内は霜で一面が白く染まり、銀世界が広がった。
中央社の取材に応じた胡発韜副農場長は、まるで仙人が住む桃源郷のような風景に、早起きの宿泊客からは「冬ならではの美しい景色だ」と喜びと驚きの声が上がったと明かした。
台湾は17日午後から寒波に襲われた。中央気象局によれば、19日日中から寒気が弱まり、気温は徐々に上がる。北部と北東部・宜蘭、東部・花蓮では最高気温が17~19度にとどまるが、その他地域は20度以上にまで上がる見込み。
だが、夜は依然として冷え込み、西部と宜蘭では10~14度まで、その他地域は16度まで下がると予想されている。北部・新竹から南部・台南までの地域や中部・南投、離島・金門では気温が10度を下回る可能性があるとして、気象局は朝晩の外出時には防寒対策をしっかり行うよう促している。
(趙麗妍/編集:荘麗玲)