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台湾頼清徳副総統は14日、与党・民進党の党主席(党首)選挙への立候補を届け出た。来年1月15日に投開票される。

(台北中央社)頼清徳(らいせいとく)副総統は14日、与党・民進党の党主席(党首)選挙への立候補を届け出た。来年1月15日に投開票される。
頼氏は今月7日、新型コロナウイルスに感染。人混みを避けるよう求められる自主健康管理期間中のため、鄭麗君(ていれいくん)前文化部長(文化相)が台北市内の党本部に出向き、代理で手続きを行った。
頼氏は鄭氏を通じコメントを発表した。政治の道に進んでから20年超、党員と共に台湾の人々の幸福のために努力を重ねてきたとし、党員と同様に強い使命感を持っていると強調。目標として、党勢立て直し、有権者の信頼回復、党内の人材発掘、台湾の民主主義の堅守の4つを掲げた。
同党は、先月26日に投開票された統一地方選で大敗。これを受け、蔡英文(さいえいぶん)総統が党主席を辞任した。
(溫貴香、葉素萍/編集:楊千慧)