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2022-12-16 観光

台南・塩水の街がアート空間に 来年の干支「ウサギ」で彩る/台湾

注目ポイント

南部・台南市塩水区の歴史街区一帯を舞台にした展覧会が17日に開幕する。路地や古建築に計19作品が設置され、街を芸術品で彩る。来年の干支(えと)「卯」(ウサギ)にちなみ、ウサギをモチーフにしたさまざまな作品が登場する。

芸術家チーム「禹禹芸術工作室」がデザインしたウサギのオブジェ=台南市文化局

(台南中央社)南部・台南市塩水区の歴史街区一帯を舞台にした展覧会が17日に開幕する。路地や古建築に計19作品が設置され、街を芸術品で彩る。来年の干支(えと)「卯」(ウサギ)にちなみ、ウサギをモチーフにしたさまざまな作品が登場する。

同区の「月之美術館」が開催する年度特別展「漫月美行動」の展示。台南市政府が主催する。今年は「私たち」をテーマにし、初めて地元の商店やスポット14カ所を巻き込み、観光客が展覧会の参加者となれるような試みを取り入れた。

一帯では同館のバーチャル館員「兔大叔」が来訪者を出迎える他、今年は新たにバーチャル館長「月老」が初登場する。

日本統治時代の精米工場の建物を利用した文化施設「永成戯院」には、地元の芸術家チーム「禹禹芸術工作室」がデザインしたウサギのオブジェが展示される。展覧会には計12組の芸術家チームが参加した。19作品のうち9件が新設作品、10件は常設作品。

展示は来年2月12日まで。毎日夜6時から10時まではライトアップも行われる。

(楊思瑞/編集:名切千絵)

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