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交通部(交通省)は12日、南部・嘉義県のアジア無人機AIイノベーション応用研究開発センター(亜州無人機AI創新応用研発中心)で、ドローンによる配送実験に関する発表会を開き、良好な成果を残した国産ドローン4種類をお披露目した。

(嘉義中央社)交通部(交通省)は12日、南部・嘉義県のアジア無人機AIイノベーション応用研究開発センター(亜州無人機AI創新応用研発中心)で、ドローンによる配送実験に関する発表会を開き、良好な成果を残した国産ドローン4種類をお披露目した。
お披露目されたドローンは北部・桃園市復興区の山地で実施した往復約44キロを飛ぶ配送実験で同部の認証を得たもの。同部運輸研究所の林継国所長によると、同部民用航空局や台湾の郵便事業を担当する中華郵政と協力し、道路や橋が寸断された場合を想定してドローンで郵便物の配送を試験したという。
同部の祁文中常務次長は、2019年に専門チームを立ち上げて産官学の連携を強化し、ドローンの各分野での応用を促進したとあいさつ。実験にはドローンメーカー21社が参加したと説明した。
(蔡智明/編集:齊藤啓介)