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魏嘉賢花蓮市長は10日、宮崎県高千穂町で行われた姉妹都市盟約3周年を記念する式典に出席した。新型コロナウイルスの影響で、対面での交流は2019年に姉妹都市の盟約を結んで以来となった。

(花蓮中央社)魏嘉賢花蓮市長は10日、宮崎県高千穂町で行われた姉妹都市盟約3周年を記念する式典に出席した。新型コロナウイルスの影響で、対面での交流は2019年に姉妹都市の盟約を結んで以来となった。
同町の診療所に台湾の医師が派遣されたのをきっかけに交流が始まり、05年には友好都市となった。この日の式典では、記念碑の除幕式も行われた。記念碑は地球儀の形をしており、花蓮市と高千穂町の場所に印が入れられた。
甲斐宗之高千穂町長は、両自治体の友情をより多くの人に知ってもらおうと、台湾からの観光客が最も好んで訪れる高千穂峡に記念碑を設置したと紹介し、この縁を共に大切にしていければと期待を寄せた。
魏市長は、今回の高千穂町訪問は任期内で最後の海外出張になるとし、除幕式に参加できた喜びを示した。今後はいかなるポジションに就いても、両地の交流発展に関心を持ち、友好関係が末永く続くことを願うと述べた。
年末に任期満了を迎える魏氏。11月の統一地方選で花蓮県議員に選出された。
(張祈/編集:荘麗玲)