2022-12-10 政治・国際

「第25回台英経済貿易対話」後、英国がイノベーション研究に2年間で1億8000万台湾ドルの資金提供を約束

© 總統府

注目ポイント

イギリス国際貿易省のグレッグ・ハンズ(Greg Hands)閣外大臣は、今回の台湾訪問をとても大切にしていると述べた。台湾と英国の間には、経済と貿易関係だけでなく、強力な民主主義や制度を持ち、多くの共通点がある。ハンズ大臣は、台湾が「2030年バイリンガル国家政策」の目標について、非常に重きを置いていることを知っており、英国は関連の政策とサポート体制の枠組みについて、台湾の教育部と話し合いを続けていくとして、この課題を向こう数週間のうちに次の段階に進められるよう希望した。

ハンズ大臣によれば、台湾と英国は経済と貿易関係だけでなく、強力な民主主義と制度を持ち、多くの共通点がある。また、理念が近い他のパートナーとも、似た課題を多く共有していると述べた。

当時ちょうど開催されていた、「第27回国連気候変動枠組条約締約国会議」(COP27)を取り上げ、ハンズ大臣は台湾が今年初め、すでにゼロエミッション計画を提出したことを喜ばしく思うと述べた。英国も昨年、石化燃料の使用を最小限に抑え、エネルギーの強靭性を増やす計画を立てた。台湾のゼロエミッション計画の成果を楽しみにしており、洋上風力発電などの分野での取り組みを非常に支持していると語った。

英国代表団は11月8日に、英国輸出信用保証庁(UK Export Finance)が支援し、英国のサプライチェーン企業10社以上が参加している、国際洋上風力発電融資プロジェクト、フォルモサ2(Formosa2)洋上風力発電所を特別訪問した。

また、ハンズ大臣は、台湾が「2030年バイリンガル国家政策」の目標について、非常に重きを置いていることを知っており、英国は関連の政策とサポート体制の枠組みについて、台湾の教育部と話し合いを続けていくとして、この課題を向こう数週間のうちに次の段階に進められるよう希望した。

ハンズ大臣は11月9日に台湾の数位発展部を訪問し、オードリー・タン大臣と会談した。今後、5G、デジタル民主主義、データクラウドに関して、台湾と英国がより緊密に協力していくことを期待した。


 

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