2022-12-08 ライフ

紙製の麻雀牌やエラートランプなど創意に富む6つの“面白手遊び”道具

© 馬丘

注目ポイント

今回の記事では、見るだけで腹が立ちそうなエラートランプ、紙製の麻雀牌やエルメスのラグジュアリーな麻雀セットなど、6つの面白いアナログゲームを紹介する。


 文・蒋尚仁

いつもの麻雀牌とトランプには飽きあき?しかし、新しいカードゲームを覚えるのは面倒くさい。そんなあなたのため、斬新な6つの麻雀セットとトランプを紹介する。友達と出かけるときにやることがなく、全員携帯ばかりいじってる…そんな気まずい時間が回避できるトランプがある。家遊びに向いている麻雀セットもある。1つは見た目を改善してわかりやすくて楽しめるタイプ、もう1つは有名なブランドがレザーによって作られたラグジュアリーなタイプだ。

 

#01:超薄型麻雀牌

© 酉鬼啤酒

出かける際、適切な場所と麻雀牌がないから、麻雀をやりたくてもできないときはない?このたび、台湾のクラフトビールメーカ、Ugly Half Beer 酉鬼啤酒が超薄型の麻雀牌をノベルティとして配布。今後、持ち歩くアイテムには携帯や財布、カギだけでなく、この超薄型麻雀牌も加わるだろう。持っててよかった!と、きっと思うこと間違いなし!

レトロなデザインが施された牌と化粧箱、特殊なネオンカラーが見る人の心をわしづかみにする。9月30日までの間、Ugly Half Beer 酉鬼啤酒のビールを販売している店で888元(台湾ドル)以上購入すれば、このどこでも遊べる超薄型麻雀牌を手に入れることができる。麻雀をやる機会を逃したくない?それなら、1セットを買ってみよう。

© 酉鬼啤酒

 

 #02:馬丘 MACHILL

© 馬丘

なぜ麻雀牌の色に緑と白しか使わないのか?デザイン事務所THE 90s LABは真っ白な麻雀牌、馬丘 MACHILLを発表した。「馬丘」の中国語発音は台湾語の「麻雀」に似ている。2年間の歳月を費やして、描かれた数えきれないラフ。ようやく完成した牌の表面から記号、書体、色などのデティールにはデザイナーの美意識と文化が完璧な形で共存している。

THE 90s LABの手による緑と白の代わりに、ネイビーと灰色を使った麻雀牌。今回、同時に昔ながらの赤と緑の麻雀牌も発売される。THE 90s LABのフェイスブックグループをフォローした人なら、デザイナー自らが試作品に色づけしている姿に気づくはず。細かいところにモノづくりへの真摯さがうかがえる。

牌をきれいに整えるための牌尺とダイスも合わせて改良した。特に牌尺には目盛りを追加して、使いやすくなるだけではなく、麻雀をより面白くもする。現在クラウドファンディングを計画中。興味のある人はぜひTHE 90s LABのフェイスブックグループをフォローしてみてほしい。

© 馬丘

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