2022-12-08 流台湾

台湾のお粥定番トッピング!「土豆麵筋」ってどんな食べ物?

注目ポイント

寒い日や食欲のわかない日に体をやさしく温めてくれるお粥。台湾では日本以上にお粥を食べる習慣があり、朝食の定番メニューになっています。だからこそトッピングも多種多彩! 今回は台湾好きのインフルエンサー、keiko在台灣さんが大好きだというお粥のお供、「土豆麵筋」を紹介してくれました。


大家好! keiko在台灣です。今日は台湾では定番の「お粥のお供」を紹介します。私が台湾の友人からお土産でもらって以来、とても好きな食べ物です。友人からは「小さいころから、お粥を食べるときは必ずこれをトッピングしていたよ」と教えてもらいました。

その名は「土豆麵筋(トゥドウミェンジン)」。土豆は落花生のこと。麵筋はお麩のようなものを揚げてあるグルテンでできた食材で、日本では「グルテンミート」という名前で出回っています。麵筋を知らない方に説明するとき、私は「一口サイズの小さな油揚げ」と表現しています。少し弾力のある食感が美味しさの秘密です。

今回は都内の中華食材屋さんで缶詰を購入しました。台湾に行ったときは、瓶入りのものを買っていましたよ。パッケージには「全素」の表記があります。全素とは、植物五辛(ネギ、ニンニク、ニラ、らっきょう、玉ねぎなど)を除いた、植物性食物を使用している食品のこと。ベジタリアンの方でも安心して食べられます。台湾では10人に1人がベジタリアンと言われているため、このような食品も多く流通しています。詳しくは以前私が書いた記事をご参照ください。

缶詰の蓋をあけると、大粒の落花生と麵筋がぎっしり。醤油ベースの甘じょっぱいスープに浸っています。個人的には、おつまみ感覚でそのまま食べても美味しいですよ。弾力のある麵筋と、サクサクとした食感の落花生が良いアクセントです。

本題であるお粥のお供としては、お好みの量を載せるだけ。スープもしっかりかけましょう!

ちなみに、お粥はおなじみの大同電鍋で作りました。お米に水を多めに入れてスイッチを入れるだけで簡単にお粥が作れちゃうんです。台湾の食堂でも、たっぷりのお粥が電鍋に入っているのをよく見かけます。

台湾にはこの土豆麵筋のような、お粥のトッピングの定番がいくつもあります。きゅうりの漬物やカリカリに揚げた油條、肉鬆(肉でんぶ)などなど。台湾現地に行ったときは、ぜひお好みのトッピングを見つけてくださいね。

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