2021-12-01 PR

脳外科手術ナビゲーションロボットのブレインナビ・ナオ トラック(BrainNavi NaoTrac)が欧州CEマークを取得

注目ポイント

【竹北市(台湾)2021年11月24日PR Newswire=共同通信JBN】台湾を本拠とする革新的ナビゲーションロボットのスタートアップ企業、ブレインナビ・バイオテクノロジー社(Brain Navi Biotechnology)が、2021年第2四半期、脳外科手術ナビゲーションロボットのナオトラック(NaoTrac)で、欧州CEマーク認証を取得した。同社は次のステップとしてFDA(米食品医薬品局)に認可申請を行う方針とのこと。

ブレインナビ・バイオテクノロジー社の最高経営責任者(CEO)、陳階曉(Jerry Chen)医学博士は「長時間にわたる手術のすべての局面において、脳神経外科医には高度の集中力と正確さが求められ、高いレベルの身体的耐久性を要することとなる。

 

つまりこれは、手術の成果に影響を与える可能性を示している。ナオトラックを利用して頭蓋内をナビゲートすると、麻酔時間が短縮されるだけでなく、低侵襲性の手術が可能となり、患者の身体的負担が改善される」と語った。

 

ナオトラックは高精度のナビゲーションシステムを備えており、非接触のマシンビジョンプロセスで患者登録が行われ、手術器具は、特許取得済みの独自アルゴリズムによって数秒で認識される。

 

外科医は手術計画を練る際に、3Dビジョンを使って正確な解剖学的位置を特定した手術経路を選択でき、そのプロセス全体を通じてロボットを監視することができる。つまり外科医は、この独自のナビゲーションシステムを活用して手術計画を立て、アシスタントとして機能させることができるのである。

 

花蓮慈済医院(Hualien Tzu-Chi Medical Center)院長であり、またAAAS(米化学振興協会)の名誉フェローでもある林欣榮(Shinn-Zong Lin)医学博士は「ロボット工学と人工知能はヘルスケアの未来であり、外科治療のレベルを進歩させるだけでなく、相互の利点を活用することによって、驚くべき発展にもつながる可能性を秘めている。その本質は、手術精度を高めることである」と語った。

 

同博士はさらに「外科ナビゲーションロボットで使用されている技術は、免疫療法、細胞移植、マイクロチップ移植など、高い精度が要求されるさまざまな医療分野で活用することができる。したがって、外科ナビゲーションロボットは、EVD(脳室ドレナージ)や腫瘍切除を行う機能を備えているだけでなく、これらの医療分野でコラボレートできる潜在的可能性も秘めている」と述べた。

 

このロボット技術はすべて、SMART(Surface Mapping Auto-Registration Technology=表面マッピング自動登録技術)プラットフォームに基づいており、ブレインナビ・バイオテクノロジー社が特許を取得している。マシンビジョン、ロボットテクノロジー、アルゴリズムを組み合わせて、手術時における「リアルタイム画像化」、「正確性」、「最低限の侵襲性」を実現している。

 

SMARTプラットフォームは、脳神経外科に加え、広範囲に拡張可能な技術であり、ブレインナビ・バイオテクノロジー社は、台湾の成功大学と連携して肝臓焼灼ナビゲーションプロジェクトを推進する産学協力を行っている。SMARTプラットフォームが目指す研究開発の方向性は、世界トップ10に数えられるガンの早期治療への適用である。

 

ブレインナビ・バイオテクノロジー社は現在、戦略的パートナーと早期導入者をリサーチしており、12月2〜5日、台湾で開催される2021 Healthcare EXPOにおいて同3日のフォーラム「THE FUTURE OF ROBOTIC SURGERIES(ロボット手術の未来)」をウェビナー生配信する。

詳細な情報および申込み方法はhttps://brainnavi.com/product/naotrac/ を参照。