
(台北中央社)統一地方選挙の投票日まであと2日となった24日、与党・民進党と最大野党・国民党の両党党首はフェイスブックを通じて有権者に投票を呼び掛けた。
民進党の党主席(党首)を兼務する蔡英文(さいえいぶん)総統はフェイスブックに動画を投稿。今回の選挙は単なる地方選挙ではなく、「台湾が世界にどんなメッセージを伝えるのかを決める」選挙だと強調。「11月26日には投票所に足を運び、台湾のために身を挺してほしい」と訴えた。
国民党の朱立倫(しゅりつりん)党主席はフェイスブックで、この日が党創設128周年の記念日に当たることを紹介。「われわれは民主主義や自由を堅持する国民党の初心を忘れていない」とつづり、民主主義で自由な中華民国台湾を守るため、「自身や次の世代の未来のために、11月26日には一緒に立ち上がり、『善良』『プロフェッショナル』を応援してほしい」と呼び掛けた。
(温貴香/編集:名切千絵)
