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北部・台北市内のドリンク店で12月1日から使い捨てプラスチックカップの提供が禁止される。同市政府環境保護局は、9割以上の業者がすでに準備ができているとの認識を示した同局はマイカップを持参する消費者はかつての6%から16%に上昇したなどとし、使い捨てカップの削減に寄与していると成果を示した。

(台北中央社)北部・台北市内のドリンク店で12月1日から使い捨てプラスチックカップの提供が禁止される。同市政府環境保護局は、9割以上の業者がすでに準備ができているとの認識を示した。
同局は世界的な流れに応じてプラスチックの削減に取り組むとしており、自然界で分解される生分解性プラスチックを使ったカップも使用を禁止する。今年6月から業者に対して理解を促す働きかけを行い、今回の政策の推進でプラスチックによる環境破壊を効果的に食い止めることができるとしている。
台湾では今年7月からチェーンのドリンクスタンドやコンビニなどで飲み物を購入する際、マイカップを持参すれば少なくとも5台湾元(約23円)値引きされるようになった。同局はマイカップを持参する消費者はかつての6%から16%に上昇したなどとし、使い捨てカップの削減に寄与していると成果を示した。
(陳怡璇/編集:齊藤啓介)