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台湾の人材バンク「104人力銀行」が22日に公表した最新の調査結果によると、今年の年収の平均額は67万7千台湾元(約300万円)で、過去7年間で最高だった。

(台北中央社)人材バンク「104人力銀行」が22日に公表した最新の調査結果によると、今年の年収の平均額は67万7千台湾元(約300万円)で、過去7年間で最高だった。前年比3.1%増で、過去5年で最高の増加率となった。
年収が最も高い業界は半導体業界で、平均年収は96万9千元(約440万円)。以下は電気通信業84万1千元(約380万円)、パソコン・家電製造業82万元(約370万円)、ソフトウエア・インターネット業81万1千元(約370万円)、光エレクトロニクス業79万元(約360万円)が続いた。
年収が高い職種の上位5位は、いずれもエンジニアが占め、平均年収は101万3千~136万6千元(約460万~620万円)だった。エンジニア以外で高いのは、薬剤師99万7千元(約450万円)、コンサルタント96万3千元(約440万円)、会計監査87万8千元(約400万円)、医療営業87万5千元(約400万円)、ソフトウエアプロジェクトマネジャー86万元(約390万円)など。
また、旧正月(春節)前のボーナスを支給する予定があると回答した企業は95.9%に上った。平均は給与1.33カ月分で、過去9年で最高となった。
調査は今年7月から10月にかけて人事担当者を対象に実施され、1017社から回答を得た。
(鄭鴻達/編集:楊千慧)