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アジア太平洋経済協力会議(APEC)の閣僚会議が17日、タイ・バンコクで開かれ、鄧振中(とうしんちゅう)行政院政務委員(無任所大臣)は、共通の理念を持つパートナーとデジタル経済協定に調印する準備ができているとし、共同の利益を増進したいとの認識を示した。また情報セキュリティーの重要性が日増しに高まっているとし、APECはさらに多くの話し合いと協力を行うべきだとの認識を示した。

(バンコク中央社)アジア太平洋経済協力会議(APEC)の閣僚会議が17日、タイ・バンコクで開かれ、鄧振中(とうしんちゅう)行政院政務委員(無任所大臣)は、共通の理念を持つパートナーとデジタル経済協定に調印する準備ができているとし、共同の利益を増進したいとの認識を示した。
鄧氏はデジタル技術を用いて地域をリンクさせた経験とその見方について言及。デジタル転換にはデジタルインフラの改良や適切な法の枠組みの制定、情報格差の解消などが必要だと強調し、デジタル技術の革新や発展、運用を奨励すべきだと述べた。
台湾で今年8月デジタル発展部(省)が発足したことについては、デジタル産業の発展やデジタルガバナンスの整備、デジタルインフラの計画を促進し、全面的かつ包括的なデジタル転換を達成できたと語った。
また情報セキュリティーの重要性が日増しに高まっているとし、APECはさらに多くの話し合いと協力を行うべきだとの認識を示した。
(曽智怡/編集:齊藤啓介)