注目ポイント
台湾映画「関於我和鬼変成家人的那件事」(Marry My Dead Body)が17日、台北金馬映画祭の閉幕作として世界初披露された。上映前に開かれたメディアイベントには主演のグレッグ・ハン(許光漢)やリン・ボーホン(林柏宏)、ワン・ジン(王浄)、メガホンを取ったチェン・ウェイハオ(程偉豪)監督らが登場し、作品をPRした。同作は台湾で来年2月10日に公開予定。チェン監督によれば、金馬映画祭で上映されたのは、急いで完成させた限定版だという。

(台北中央社)台湾映画「関於我和鬼変成家人的那件事」(Marry My Dead Body)が17日、台北金馬映画祭の閉幕作として世界初披露された。上映前に開かれたメディアイベントには主演のグレッグ・ハン(許光漢)やリン・ボーホン(林柏宏)、ワン・ジン(王浄)、メガホンを取ったチェン・ウェイハオ(程偉豪)監督らが登場し、作品をPRした。

警察官(グレッグ)が事件の捜査中、地面に落ちていた赤い袋を誤って拾ったことで、同性愛者の死者(ボーホン)との「冥婚」を余儀なくされて―というコメディー映画。グレッグとボーホンは同作で生死と性別を超えた「夫夫」を演じた。
同作には体を張った大胆なシーンもあることから、出演のオファーをされた時にためらいはなかったか聞かれると、グレッグは「そんなことない。題材も監督も素晴らしかったから、大胆さ加減は問題にならなかった」と即答。撮影中に相手役のボーホンの肉体を目にし、「普段から体をしっかり鍛えているんだと思った」とグレッグが明かすと、ボーホンは「胸キュンさせた瞬間があったんだね」と茶目っ気たっぷりに笑った。

グレッグは同作には特殊効果を使ったシーンやアクションシーンもたくさんあると紹介。チェン監督は「これはアクションコメディー」だと語り、「たくさんのサプライズがある。みなさんに気に入ってもらえれば」とアピールした。
同作は台湾で来年2月10日に公開予定。チェン監督によれば、金馬映画祭で上映されたのは、急いで完成させた限定版だという。
(名切千絵)