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日本発のディスカウントストア「ドン・キホーテ」の台湾新店舗が南部・高雄市に来年第4四半期(10~12月)に開業する。

(台北中央社)日本発のディスカウントストア「ドン・キホーテ」の台湾新店舗が南部・高雄市に来年第4四半期(10~12月)に開業する。高雄市政府経済発展局が11日、発表した。高雄への進出は初めて。高雄店は台湾最大の店舗になるという。
台湾では「DON DON DONKI」の名称で店舗を展開。2021年1月に台北市の繁華街、西門町に台湾1号店を開業し、今年1月には同じく台北市内に2号店をオープンさせた。
高雄店は繁華街の五福エリアに位置する百貨店「大立百貨」A、B館の地下1階に入居する。延床面積は約1000坪。日本国内の店舗の雰囲気を再現し、すし専門店や日本風ホットミール、日本直送の生鮮食品コーナーなどを目玉にする。
市経済発展局によれば、市は繁華街の発展を支援しようと昨年初頭、ドンキ側を高雄に招いた。今年7月には羅達生(らたつせい)副市長が日本を訪れた際にドンキ側を訪問し、高雄のビジネス環境を紹介した他、優良な出店場所や補助制度などの情報を提供し、誘致を進めていたという。
(曽以寧/編集:名切千絵)