注目ポイント
台北金馬映画祭で映画監督、伊丹十三氏の4Kデジタルリマスター作品10本が回顧上映されている。11日には伊丹氏の妻で女優の宮本信子さんらが北部・台北市内で会見を開き、台湾での上映について「伊丹さんも、それは喜んでいると思います」と語った。会見には伊丹プロダクションの玉置泰代表取締役会長も同席。伊丹氏は作品をスクリーンで見てほしいという意思があったことに触れ「それが実現できることがうれしい」と述べた。

(台北中央社)台北金馬映画祭で映画監督、伊丹十三氏の4Kデジタルリマスター作品10本が回顧上映されている。11日には伊丹氏の妻で女優の宮本信子さんらが北部・台北市内で会見を開き、台湾での上映について「伊丹さんも、それは喜んでいると思います」と語った。
宮本さんは今回が2回目の訪台。台湾の記者から台湾の観客にお薦めの1本を問われると「選ぶのは大変です。どの子供もかわいいように、作品もかわいいので、順番をつけるのは難しいです」と答えた。
この日は宮本さんが出演した「メタモルフォーゼの縁側」が台湾で公開された。主演の芦田愛菜さんについては、約10年前に共演した際の様子を振り返った上で、芦田さんの努力と芸能界での成長が見えたと語った。
会見には伊丹プロダクションの玉置泰代表取締役会長も同席。伊丹氏は作品をスクリーンで見てほしいという意思があったことに触れ「それが実現できることがうれしい」と述べた。また多くの人が伊丹氏を忘れていないことについて、幸せなことだと語った。
(王心妤/編集:齊藤啓介)