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東北楽天ゴールデンイーグルスから育成4位指名を受けた国立台湾体育運動大の永田颯太郎内野手(22)は1日、大学野球の大会「梅花旗」の決勝に出場した。2安打を放ち、チームの勝利に貢献。同大は2連覇を果たした。

(台中中央社)東北楽天ゴールデンイーグルスから育成4位指名を受けた国立台湾体育運動大の永田颯太郎内野手(22)は1日、大学野球の大会「梅花旗」の決勝に出場した。2安打を放ち、チームの勝利に貢献。同大は2連覇を果たした。この日が留学生活最後の試合となった永田は、悔いはないと語った。
愛知・菊華高出身。台湾への留学は高校の恩師の勧めだったという。同大の監督からは「練習の虫」と言われるほどトレーニングに力を注いだ上、学業でも優秀な成績を残した。今月下旬から日本と台湾を行き来する生活が始まり、来年1月には楽天の練習に合流する。
最も名残惜しさを感じるのは「人」だ話す永田。旧正月(春節)期間、新型コロナウイルスの影響で帰省できなかったが、チームメートが実家に招いてくれた。東部の花蓮や台東に行き、にぎやかな旧正月を過ごすことができたという。
台湾で過ごす残りの期間、何をしたいかとの質問には、少し考えた後、チームメートと野球がしたいと笑って答えた。
(謝静雯/編集:楊千慧)