注目ポイント
日本と台湾のクリエイターのコラボレーションによって生まれたドラマや映画たち。動画配信サービスで見られる作品を中心に8作品を厳選して紹介。
こんにちは! 台湾大好きライターの津山です。今回は、日本と台湾がコラボした人気ドラマや映画について、皆様にご紹介したいと思います。
2020年に台湾新幹線を舞台にしたドラマ、「路(ルウ)〜台湾エクスプレス」がNHKで放送され、これまで日本国内であまり知られていなかった台湾新幹線の軌跡や、国境を越えた日本と台湾の強い絆が話題になりました。
しかし実は、日台のコラボにより生まれた人気作品は本作だけではありません! 日本の人気アニメやマンガが原作の台湾ドラマから、日本と台湾の人気俳優がコラボしたオリジナル作品まで、実に見事に日本と台湾が溶け合ったドラマや映画が数多く存在します。
そこで、この記事では、日本と台湾がコラボしたドラマと映画について、厳選した8作品のあらすじと作品のポイントを、まとめてご紹介します!
日本と台湾のコラボ作品~ドラマ編~
ショコラ(流氓蛋糕店)
「ショコラ」の予告編(CinemartChannelのYouTubeチャンネルより)
作品公開年:2014年
主なキャスト:長澤まさみ、藍正龍(ラン・ジェンロン)、馬如龍(マー・ルーロン)
あらすじ:ヤクザの組員・シーウー(藍正龍)は、5年半に及ぶ刑務所暮らしを終えて出所した。出所後に彼がヤクザの事務所に戻ると、なんと組長のソンチー(馬如龍)はすでに組を解散し、ケーキ屋を始めていた。そこに音大生のヒロイン・千恵(長澤まさみ)が乗り込んできて、ソンチーやシーウー達と、奇妙な共同生活を始めることになる。
作品のポイント:本作では、ヒロイン・千恵が日本で育った華僑という設定のため、長澤まさみ本人も北京語のセリフを話しています。撮影前は、毎日9時間の中国語レッスンに励んで北京語を習得したそうです。(U-Next、FODで視聴可能)
GTO TAIWAN
作品公開年:2014年
主なキャスト:AKIRA、城田優、卓文萱(ジニー・チュオ)
あらすじ:台湾の高校から1週間の研修プログラムとして呼ばれた高校教師・鬼塚英吉(AKIRA)は、生徒の龍二(城田優)を連れて、台湾を訪問。しかしその高校は、都市再開発によって金と権力を手に入れた権力者が全てを仕切っている場所だった。台湾人の高校生と教師を相手に、GTO・鬼塚の特別授業が始まる。
作品のポイント:本作では、鬼塚役のAKIRAと生徒役の城田優・山本裕典以外は、すべて台湾の俳優が起用されています。主演のAKIRAは、2019年に台湾のモデルであるリン・チーリン(林志玲)と結婚し、現在も台湾で活動の幅を広げています。