台湾人の訪日旅行情報源は?観光目的で訪日する台湾人の個人旅行者は、事前の念入りな旅行プランやリサーチを欠かさない。日本政府観光局の2019年の資料によると、最も旅行情報源として利用が多いのは34.8%を占めるSNSである。近年ではさらにSNS上に多くの日本の情報が掲載されていることもあり、やはりSNSでの情報収集は必須であると言えるだろう。次に、34%がブログで情報収集をしている。在日の台湾人ブロガーや旅行経験者の情報は、現地のリアルな情報であり、アクセスやおすすめスポットの詳細情報なども書かれているため、よりスムーズに旅程をこなしたい場合に重要視されやすい。 {"name":"tnljp_a_p2_special","type":"general","size":[[640,480],[640,360],[336,280],[320,480],[300,250],[1,1]],"mapping":[{"screen":[640,0],"list":[[640,480],[640,360],[336,280],[320,480],[300,250],[1,1]]},{"screen":[336,0],"list":[[336,280],[320,480],[300,250],[1,1]]}],"targeting":{"advertising":"0","cabinet":"153736","page_key":"article","page_name":"article","category_key":["tourisum"],"category_name":["観光"],"feature_key":[],"feature_name":[],"author_key":["sakakiryuutaro"],"author_name":["坂木 龍太郎 (SAKAKI Ryutaro)"],"tag_key":[2846,3546,4080,4389,4390,4391,4392,4393,4394,4395,4396,4397,4398],"tag_name":["インバウンド市場","インバウンド需要","インバウンド","訪日旅行","訪日旅行情報源","台湾観光客","日本政府観光局","個人旅行者","iKala Japan株式会社","アイカラ","観光情報収集","台湾旅行者","人気の都市"]}} また、得た情報の中で役立った情報としては、交通手段が1位の60%を占める。日本の交通事情は大変複雑であり、台湾人のみならず外国人にとっては事前にリサーチをしていない場合、目的地にたどり着くのは困難である。それは都市部の地下鉄等に限ったことではなく、地方でも同様である。公共交通機関で行ける場所には限界があり、最終的には車が必要であったり、徒歩で向かわないと行けない場合も多い。他に役立った情報としては、宿泊施設、観光施設、飲食店と続いている。やはり目的地や滞在施設の情報は、旅行においてもメインの部分となるので、事前に調べておくと役立つ情報を多く得られたという結果だろう。iKala(アイカラ)Japan株式会社まとめ資料、データ出典:日本政府観光局 訪日台湾人の日本での行動日本政府観光局の2019年の資料によると、訪日台湾人が日本でしたことのトップは96.7%で日本食を食べることである。台湾でも和牛や割烹料理などの日本食は食べることができるが、価格は非常に高い。 {"name":"tnljp_a_p6","type":"general","size":[[640,480],[640,360],[336,280],[320,480],[300,250],[1,1]],"mapping":[{"screen":[640,0],"list":[[640,480],[640,360],[336,280],[320,480],[300,250],[1,1]]},{"screen":[336,0],"list":[[336,280],[300,250],[1,1]]}],"targeting":{"advertising":"0","cabinet":"153736","page_key":"article","page_name":"article","category_key":["tourisum"],"category_name":["観光"],"feature_key":[],"feature_name":[],"author_key":["sakakiryuutaro"],"author_name":["坂木 龍太郎 (SAKAKI Ryutaro)"],"tag_key":[2846,3546,4080,4389,4390,4391,4392,4393,4394,4395,4396,4397,4398],"tag_name":["インバウンド市場","インバウンド需要","インバウンド","訪日旅行","訪日旅行情報源","台湾観光客","日本政府観光局","個人旅行者","iKala Japan株式会社","アイカラ","観光情報収集","台湾旅行者","人気の都市"]}} また、台湾の日本食いわゆる「日式料理」というのは、台湾人好みの味付けであったり、材料や調味料も台湾産が多いため、多くの「日式料理」は本物の日本食とはどこか異なる。そのため、台湾人は日本で本物の日本食を食べることが、ある意味で一種のステータスになっている。そして、SNS上においても日本食は「映える」素材として人気となっており、多くの旅行者が投稿している。食べること以外には、ショッピングが89.8%で2位となっている。日本食同様、台湾には多くの日本製のものがあるが、価格は日本の値段の約3〜5倍程度する。だが、日本製は高品質で便利なものが多く、台湾人にとっても生活には欠かせないものとなっている。そのため、訪日旅行者の多くが、ショッピングを目的とした旅程を組んでいる。訪日台湾人が日本で買ったもののトップは菓子類である。台湾にはない日本限定版のお菓子や、お土産用として買っていくことが多い。医薬品や食料品、衣類なども台湾にも同じ商品は売っているが、やはり、日本の方が安いということ自体が台湾人にとって最も重要な部分になっている。そして、現在のような円安の影響もあり、今後は買い物需要は加速していくと思われる。iKala(アイカラ)Japan株式会社まとめ資料、データ出典:日本政府観光局 台湾SNSで人気の都道府県および観光地では、一体台湾人は日本のどの都道府県に魅力を感じているのか。iKala社の独自データ分析「KOL Radar」によると、東京都が圧倒的な影響力を持っていることが分かる。羽田空港と成田空港、どちらからもアクセスがよく、日本食、買い物、観光など、どれをするにしてもやはり東京には魅力的な観光資源が多いのだろう。これは東京の主要観光地のデータからも読み取ることができる。1位の浅草は定番中の定番であるものの、やはり人気の観光地として今も健在である。また、新宿、銀座、上野、築地、秋葉原などの人気も、従来からの日本の観光地の魅力はあまり変わっていない。東京以外の都道府県では、トップ10には北海道のほか福島、山形、秋田の東北3県がランクインしている。これは台湾では標高の高い高山帯でない限り雪が降らないため、ウィンタースポーツを楽しみたいという台湾人らしい結果となっている。また、2位の京都は日本感を存分に味わえること、3位の沖縄は台湾から近いことなどの理由からランクインしていると思われる。iKala(アイカラ)Japan株式会社まとめ資料。※キーワードの影響力は YouTube、Instagram、Facebookでインフルエンサーが行った投稿䛾表示回数、再生回数、コメント、いいね、共有などのデータから KOL Radar が独自に算出し数値化。 台湾SNS上で人気の主要都市および世界遺産主要都市というカテゴリから分析すると、1位は仙台、2位は横浜、3位4位は札幌と函館となっており、人気の都道府県とほぼ同様の順位となっている。まず仙台については、東北のどこに行くにも利便性が良く、またご当地グルメも楽しめることから堂々の1位にランクインしているものと思われる。そして2位の横浜については、横浜中華街やみなとみらい地区など、IG映えする絶景スポットとなっており、ブランド品や日用品の買い物ができる商業施設が多いのも魅力となっている。また、横浜は箱根や静岡へのアクセスも良く、都会も楽しみたいが自然観光や地方へ観光をしたいという人にとっても人気の主要都市となっているのではないだろうか。一方で、影響力の強い世界遺産としては、富士山が圧倒的1位となっている。2位の清水寺の約3倍もの影響力を持っており、実際に登山する人、写真を撮る人、見て楽しみたい人など、富士山のもつ魅力は絶大である。私のレッスンの生徒やスタッフの台湾人たちも、皆富士山に行ったことがあると口を揃えて答えている。中には、すでに何回も富士山に登頂しているという年配の生徒もいるほどだ。このことからも、富士山は年齢に関係なく楽しめる場所として、台湾人に人気の観光地となっている。iKala(アイカラ)Japan株式会社まとめ資料。※キーワードの影響力は YouTube、Instagram、Facebookでインフルエンサーが行った投稿䛾表示回数、再生回数、コメント、いいね、共有などのデータから KOL Radar が独自に算出し数値化。 参考元:iKala(アイカラ)Japan株式会社台湾発のAIテクノロジーカンパニーiKala 台湾市場進出や販売促進のサポートはインフルエンサーマーケティングのプロ iKala が運営する「KOL Radar」にお任せ下さい! オススメ記事:・訪日外国人及び台湾人のインバウンドの現状・「日本人の当たり前を体験したい」台湾における日本旅行需要・台湾人旅行者が今最も行きたい国は?半数以上が真っ先に選ぶのは日本だ