注目ポイント
北海道旭川市の菅野直行副市長は25日、南部・屏東県で潘孟安(はんもうあん)県長と面会し、昨年1月、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、同県が医療物資を提供したことに感謝する今津寛介市長直筆の手紙を手渡した。また農業や観光が盛んな双方の共通点に触れ、将来交流がさらに活発になることを信じていると語った。

(台北中央社)北海道旭川市の菅野直行副市長は25日、南部・屏東県で潘孟安(はんもうあん)県長と面会し、昨年1月、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、同県が医療物資を提供したことに感謝する今津寛介市長直筆の手紙を手渡した。
旭川市関係者は23日に来台。当初は今津氏が訪問予定だったが、新型コロナの感染が確認され、菅野氏による代理対応となった。
屏東県政府によると、医療物資の提供をきっかけに双方の連絡が緊密となり、昨年12月にはオンラインで観光や物産をPRする会合を開いた他、今年2月屏東で行われた日本関連のイベントでは、旭川市が雪を空輸して会場を盛り上げたという。
双方はこの日、今後都市交流や相互訪問を行うことで一致。潘氏は、両地の名菓であるチョコレートを使って関係を深め、航空便の再開後には双方の市民が互いに訪れて四季の風情を体験してほしいと期待を寄せた。
また農業や観光が盛んな双方の共通点に触れ、将来交流がさらに活発になることを信じていると語った。
(編集:齊藤啓介)