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デザイナーの皆川明さんが立ち上げたブランド「ミナ ペルホネン」のコンセプトや作品を紹介する展覧会「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」が22日、高雄市立美術館で始まった。2019年に東京で初めて開催されて以来、兵庫、福岡、青森を経て、今回初めて海外に渡った。これに合わせて皆川さんは訪台し、23日には同館の李玉玲館長と対談した。

(高雄中央社)デザイナーの皆川明さんが立ち上げたブランド「ミナ ペルホネン」のコンセプトや作品を紹介する展覧会「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」が22日、高雄市立美術館で始まった。
「せめて100年続くブランドに」との思いで設立された同ブランド。流行に左右されず、長年着用できる普遍的な価値を持つ「特別な日常服」をコンセプトとし、洋服の他、インテリアや食器なども手掛ける。同展では「つづく」をキーワードに、デザインの原画など創作の背景が分かる作品や資料を展示している。

皆川さんは、日本と台湾は互いの生活や文化に対し敬意を払い、共感しているとした上で、今回の展示を通じて台湾の人々にも日常生活の中にある「物から感じられる喜びや記憶」を振り返ってもらえればと報道資料を通じてコメントしている。
2019年に東京で初めて開催されて以来、兵庫、福岡、青森を経て、今回初めて海外に渡った。これに合わせて皆川さんは訪台し、23日には同館の李玉玲館長と対談した。
同展は来年2月19日まで。
(曽以寧/編集:楊千慧)