2022-10-28 経済

賃金が物価の上昇に追いつかない「台湾」と「安いニッポン」

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注目ポイント

国の経済力を表す指標であるGDP(国内総生産)を国民の総数で割った一人当たりのGDP(国内総生産)を見ると、台湾と日本には6000ドルほどの差がありますが、「日本のものは安い」と感じる台湾人が少なくないようです。物価が上がりすぎて賃金の上昇が追いつかない台湾、蔡英文総統は任期中に最低賃金を3万元まで引き上げることを目標にしています。

台湾の蔡英文総統は、任期満了の2024年までに最低賃金を3万元まで引き上げることを目標に掲げています。

政権発足時の2016年の最低賃金が2万8元だったことを考えれば、8年で最低賃金を40%以上もあげようとしているのですから、すごいことです。実際に、2022年現在台湾の最低賃金は26400元となっており、この6年ですでに25%以上も賃金が上がっています。

コロナウイルスの発生から約3年。

この10月から日本はようやく、外国人旅行客の受け入れを開始しました。

岸田政権は、2019年に4兆8000億円であったインバウンド需要を、5兆円まで伸ばすことを目標に掲げています。


 一日本人として、訪日観光客から日本が「安い」と言われないこと、良質な日本の商品やサービスに、適切な値段(賃金)が付けられることを心から望んでいます。


 

参考元:

薪水追不上物價 前7月實質經常性薪資6年來首見負成長

参考:岸田首相、訪日客消費「5兆円超」宣言に欠ける視点

参考:概況・ 基本 統計

参考:賃上げが続く台湾、今後も賃金上昇の見通し



 

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