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台湾海峡の離島、澎湖県にある媽祖文化園区に高さ48メートル、世界最大の媽祖像が完成した。頼峰偉(らいほうい)澎湖県長は20日に行われたライトアップの式典で、文化園区が世界的な媽祖信仰の文化的地位を確立することを信じているとし、観光促進に期待を寄せた。

(澎湖中央社)台湾海峡の離島、澎湖県にある媽祖文化園区に高さ48メートル、世界最大の媽祖像が完成した。頼峰偉(らいほうい)澎湖県長は20日に行われたライトアップの式典で、文化園区が世界的な媽祖信仰の文化的地位を確立することを信じているとし、観光促進に期待を寄せた。
媽祖は航海の守護神。頼氏によると、世界に2億5000万人の信者がいるという。点灯式では縁起が良いとされる獅子舞が披露された他、媽祖を祭る大甲鎮瀾宮(中部・台中市)の音楽隊による演奏が行われた。
頼氏は文化園区の整備について、澎湖の歴史や文化を示すだけでなく、貴重な世界文化遺産を保存することができると意義を強調。劉陳昭玲県議会議長は、観光面や周辺スポットへの波及効果が期待できると語った。