注目ポイント
大型アートイベント「アート台北2022」(台北国際芸術博覧会)の開幕式典が20日、台北世界貿易センター1館で開かれた。今年は国内外から138のギャラリーが参加する。台湾のギャラリーが出展した芸術家の草間彌生さんの作品の前では、足を止めて記念撮影をする来場者の姿が多く見られた。

(台北中央社)大型アートイベント「アート台北2022」(台北国際芸術博覧会)の開幕式典が20日、台北世界貿易センター1館で開かれた。今年は国内外から138のギャラリーが参加する。台湾のギャラリーが出展した芸術家の草間彌生さんの作品の前では、足を止めて記念撮影をする来場者の姿が多く見られた。
主催は中華民国画廊協会。今年は同協会設立30周年の節目の年に当たる。今回は昨年より会場の面積を拡大した。参加ギャラリーの内訳は台湾89軒、海外38軒、MIT(メード・イン・タイワン)新人推薦特区8軒、台湾原住民(先住民)個展エリア2軒、先住民特別展エリア1軒。
草間さんの作品を出展したのは、台湾のメタフィジカル・アート・ギャラリー(形而上画廊)。広く知られるかぼちゃをモチーフにしたオブジェの他、大胆でカラフルな服装を描いた人型のセルロイド板を多数集めた作品が展示された。これらの作品には複数のコレクターから問い合わせがあったという。
同イベントは24日まで。
(王宝児/編集:名切千絵)