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来月26日の統一地方選挙を前に、台湾各県市で21日、県市長選の立候補者の番号を決めるくじ引きが行われた。台北市長選には12人が立候補した。

(台北中央社)来月26日の統一地方選挙を前に、台湾各県市で21日、県市長選の立候補者の番号を決めるくじ引きが行われた。台北市長選には12人が立候補した。
台北市長選は、与党・民進党公認の陳時中(ちんじちゅう)前衛生福利部長(保健相)、野党・国民党公認の蒋万安(しょうばんあん)立法委員(国会議員)、無所属の黄珊珊(こうさんさん)前台北副市長による三つどもえの選挙戦になるとみられている。台北市選挙委員会にはこの日朝、立候補者が次々に到着し、抽選を行った。
蒋氏は6番、黄氏は8番、陳氏は12番を引いた。
くじ引き後に取材に応じた陳氏は「気分はとてもいい」と笑顔を見せた。「12」の数字が台北市にある12の行政区を表していることや、自身の名前と中国語の発音が同じである「時計」にも関係がある数字であることに触れ、「とてもつながりがある」と述べた。
蒋氏は「6番」について「とてもいい数字」、黄氏も「8番」を「素晴らしい」とそれぞれ語り、自信を示した。
(陳怡璇、蕭博文、劉建邦/編集:名切千絵)

