2022-10-19 政治・国際

離島・澎湖で実弾射撃演習 防衛能力をアピール/台湾

注目ポイント

人民解放軍の脅威に対応するため、陸軍澎湖防衛指揮部は19日朝、定例実弾射撃演習を離島・澎湖で行った。各種の火砲や戦車などを使用し、固い離島防衛能力をアピールした。敵軍が台湾への上陸作戦を試みようとした場合や台湾に侵攻した場合を想定して実施された。

離島・澎湖で実弾射撃演習 防衛能力をアピール 台湾

 

(澎湖中央社)人民解放軍の脅威に対応するため、陸軍澎湖防衛指揮部は19日朝、定例実弾射撃演習を離島・澎湖で行った。各種の火砲や戦車などを使用し、固い離島防衛能力をアピールした。

演習では105ミリりゅう弾砲や155ミリりゅう弾砲、81ミリ迫撃砲、120ミリ迫撃砲が相次いで照明弾を発射。同時にM249軽機関銃などが空中に射撃を行った。続いて105ミリりゅう弾砲と155ミリりゅう弾砲が敵軍を壊滅させた後、即座に陣地を変え、前線作戦の支援に回った。最後にはM60A3戦車、CM21装甲車が海岸で海に向かって集中射撃を実施し、強大な火力を示した。

同指揮部によれば、今回の演習は日頃の訓練の成果を確認する毎月の定例演習。敵軍が台湾への上陸作戦を試みようとした場合や台湾に侵攻した場合を想定して実施された。

(陳俊華/編集:名切千絵)

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