2022-10-20 観光

日本の調味料と食材で台湾の味が作れる! ペギー先生の新レシピ本で気になった料理

© Photo Credit: Shutterstock / 達志影像

注目ポイント

日本の食材や調味料で本場の味を再現できるレシピで注目を集める、台湾料理研究家のペギー・キュウさんの新しいレシピ本が発売されました。書籍発売記念イベントでペギーさんお手製の料理を試食したというkeiko在台灣さんが、個人的にお気に入りの料理3つを紹介します。

2020年に発売されたペギー・キュウ先生の『日本の調味料と食材で作る ペギーさんのおいしい台湾レシピ』(KADOKAWA)。コロナ禍で台湾に渡航ができなくなったタイミングで発売されたこのレシピ本は、家庭で台湾料理を楽しみたい台湾好き、料理好きな読者に届き、何度も重版される大人気の書籍となりました。

それから2年経った今年10月、ついに新しいレシピ本が発売されました! その名も『決定版! 日本の調味料と食材で とっておきペギーさんの台湾レシピ』(同)。日本の家庭でよく使われている食材と調味料を使って、台湾料理にアレンジすることがテーマです。ペギー先生が、台湾と日本で何度も試作を重ねてたどり着いたレシピがたっぷり詰まった一冊。これさえあれば、日本でいつでも気軽に台湾の味が楽しめます。

日本に長く住んでいた経験のある料理家のペギー先生だからこそ、日本の食材の特徴や調理法を熟知し、たくさんのアレンジメニューを発案できたのでは?と私は考えています。

美しい台湾料理の写真も要チェックです。

この本の中で、私が個人的に気になる料理(レシピ)を3つご紹介します。
・水滷花生(ゆでピーナッツ)
・客家小炒(するめと豚と厚揚げのしょうゆ炒め)
・葱油餅(ねぎ餅)

【水滷花生(ゆでピーナッツ)】
先日、書籍発売記念イベントでペギー先生が作った料理を試食する機会をいただきました。その中で、特に驚きの味だったのが「水滷花生」。「これ、どうやってこの味付けに!?」と思わず先生に質問してしまいました。台湾のお店においてある「小菜料理」そのままの味なんですよ。

レシピを確認すると、もちろん日本で手軽に手に入れることができる食材で作られています。日本の食材事情ならではのアレンジの仕方が掲載されているのもポイントです。

【客家小炒(するめと豚と厚揚げのしょうゆ炒め)】
こちらも、ペギー先生が作ったものを試食しました。ご飯のお供にも、お酒が好きな方にはおつまみにもなる逸品! 豚肉とイカの旨味をたっぷり吸い込んだ油揚げがポイント。とっても美味しかったです!


【葱油餅(ねぎ餅)】
このレシピ本の特徴の一つ。それは「餃子の皮」や「春巻きの皮」、「冷凍パイシート」などを使って、本格的な台湾料理を作ることができるレシピが載っていることです。その中でも特に、手軽で簡単に作れそうなメニューが「葱油餅」。料理が苦手な私でも気軽に作れそうなメニューがあるのも嬉しいですね。

今回の新しいレシピ本には、日本人観光客に大人気の「人和園雲南菜」オーナー直伝「スナップエンドウのスープ」のレシピや、家庭で作れる塩漬け卵とアレンジレシピなど、かなり本格的なメニューも。お料理初心者から、こだわりの台湾料理を作りたい方まで、満足できる一冊に仕上がっています。

台湾にあるペギー先生の料理教室「ホジャ・キッチン」は、最近士林夜市の近くにリニューアルオープンしたそうです。私もぜひ台湾料理を習いに行きたいと思っています。それまで、このレシピ本のメニューにチャレンジしてみます!

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