注目ポイント
行政院(内閣)主計総処は14日、国民生活の豊かさを示す「人間開発指数」(HDI)の最新の世界ランキングに台湾を当てはめると、台湾は19位に相当すると発表した。

(台北中央社)行政院(内閣)主計総処は14日、国民生活の豊かさを示す「人間開発指数」(HDI)の最新の世界ランキングに台湾を当てはめると、台湾は19位に相当すると発表した。日本や韓国を上回ることになる。
人間開発指数は国連開発計画(UNDP)が毎年発表している。台湾は国連に加盟しておらず、UNDPが発表するランキングには含まれていない。9月に発表された最新のランキングでは191カ国・地域が対象とされた。
HDIは対象国・地域における健康や教育、所得の3つの側面に関するデータを基に算出したもので、0と1の間の数値で示され、1に近づくほど開発レベルが高いとされる。
この算出公式に台湾のデータを代入すると、台湾の指数は0.926となった。日本と韓国は0.925だった。
項目別で見ると、台湾は所得が0.961と最も高く、次いで健康が0.936、教育が0.883となった。
世界ランキングの上位3位は高い順にスイス(0.962)、ノルウェー(0.961)、アイスランド(0.959)だった。
(潘姿羽/編集:荘麗玲)