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台湾で新型コロナウイルス対策を担う中央感染症指揮センター(台北市)は15日、発足から1000日を迎えた。蔡英文(さいえいぶん)総統は同日、指揮センターを視察し、職員たちに平安を祈る気持ちを込めたリンゴを贈るとともに、台湾のために1000日間、歯を食いしばって頑張ってくれたと感謝を伝えた。視察には蘇貞昌(そていしょう)行政院長(首相)や薛瑞元(せつずいげん)衛生福利部長(保健相)らが同行した。

(台北中央社)台湾で新型コロナウイルス対策を担う中央感染症指揮センター(台北市)は15日、発足から1000日を迎えた。蔡英文(さいえいぶん)総統は同日、指揮センターを視察し、職員たちに平安を祈る気持ちを込めたリンゴを贈るとともに、台湾のために1000日間、歯を食いしばって頑張ってくれたと感謝を伝えた。
同センターは2020年1月20日の発足後、台湾での感染拡大防止に取り組んできた。今月13日、台湾は2年半以上にわたって続けてきた入国後の隔離措置を撤廃し、団体旅行客の受け入れを再開した。
蔡総統は、コロナ禍と闘う中、批判を受けたり疑念を持たれたりしたが、無事、コロナ禍を乗り越え、台湾の危機対応能力と強靭(きょうじん)性を世界に示したと言及。より良い台湾のためにも、今後も台湾を大きく前進させなければならないと意気込んだ。
視察には蘇貞昌(そていしょう)行政院長(首相)や薛瑞元(せつずいげん)衛生福利部長(保健相)らが同行した。
(沈佩瑤/編集:荘麗玲)