注目ポイント
ある国の人々の性格を「〇〇である」とひとくくりに語ることはできませんが、現地で生活していると何かしらの共通点に気付くこともしばしば。台湾で暮らしていた一人の日本人が感じた、台湾人の性格と特徴とは?
世界には色んな人がいますが、国によってその国の人たちの性格や特徴、国民性など、それぞれのカラーがありますよね。
台湾は日本のお隣の国ですが、台湾人の性格やどのような特徴があるのか皆さんご存じですか?
今回は私が台湾に住んでいた時に感じた、台湾人の性格と特徴について書いていきたいと思います!
なお、性格はもちろん一人ひとり違うので「台湾人は全員こう!」とは一概には言い切れませんが、あくまで私が感じた台湾人はこういう性格の人が多いという一意見であることをご了承ください。
世話焼きで優しい
台湾人がよく言う言葉で、私が好きな言葉があります。
それは「我幫你」(ウォーバンニー)、日本語で「手伝うよ」という意味の言葉です。
この言葉を聞くたび、私は台湾の社会には普段から助け合う習慣があるんだなと感じます。
台湾人は世話焼きで優しい人が多いです。
例えば、重いものを運んでいたり、何か分からないことや出来ないことがあって困っていたりすると、「手伝うよ!」と言って自ら手伝ってくれる場面に出会ったことが何度もあります。
台湾人は外国人に対しても優しくしてくれることが多いと感じます。
私が初めて台湾に旅行に行った時、バスの乗り方が分からず困っていました。すると近くにいた日本語を話せるおじさんが「どこに行きたいの?」と声をかけてくれて、どのバスに乗ってどこで降りたらいいかなど、手取り足取り教えてくれたことがあります。
また、私が台湾へ留学した時の初日、一人も知っている人がおらず何も分からない中で、寮が同じだった台湾人の女の子が生活用品を一緒に買いに行ってくれたり、近くの夜市を案内してくれたりしました。
「ほとんど中国語が話せない外国人にこんなにも優しくしてくれるなんて!」と感動した記憶があります。
大らかな人が多い
台湾人は大らかな人が多いです。良い意味で気を使いすぎず、気楽な雰囲気があります。
例えば自分の友達に別の友達を気軽に紹介したり、友人とご飯を食べる時に自分の恋人を連れて行き、友人に紹介して一緒に食事をしたりします。
日本ではこういったことは比較的少なく、どちらかというと面識のない人を一緒に連れていって会わせることは、時には少し気まずかったりしますよね。
中国語には日本語のような敬語が存在しないからか、日本よりも初対面でも気軽に話せる雰囲気があると感じます。
また、仲良くなると友人だけでなく家族に紹介してくれたりもします。台湾人の友人のお父さんお母さんに何度か会ったことがありますが、台湾のおじちゃんおばちゃんはこれまたすごく面倒見の良い人が多いです。