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台湾の建国記念日「双十国慶節」を祝う花火大会が10日に行われた。花火は45分間に2万6000発が打ち上げられた他、ドローン600機によるショーが夜空を彩った。翁章梁(おうしょうりょう)嘉義県長は、台湾の民主主義は世界で最も美しい風景であり、皆で一丸となって守るべきだということを訴えた。

(嘉義中央社)中華民国の建国記念日「双十国慶節」を祝う花火大会が10日、南部・嘉義県の故宮博物院南部院区(南院)で行われた。花火は45分間に2万6000発が打ち上げられた他、ドローン600機によるショーが夜空を彩った。
会場ではライトアップされた噴水ショーやオーケストラの演奏も実施。ドローンショーでは夜空に中華民国の国旗などを浮かび上がらせた。
翁章梁(おうしょうりょう)嘉義県長は、会場周辺に25万人の観客が集まったと指摘。花火打ち上げのテーマは「世界平和、人民の自由」の普遍的価値に呼応するだけでなく、台湾の民主主義は世界で最も美しい風景であり、皆で一丸となって守るべきだということを訴えたと語った。
会場には蔡英文(さいえいぶん)総統や游錫堃(ゆうしゃくこん)立法院長(国会議長)らも姿を見せた。
(蔡智明/編集:齊藤啓介)
影片來源:CNA-中部地方組