注目ポイント
台湾では朝食の定番メニューである豆乳スープの「鹹豆漿」。日本にいても手軽に食べられるカップスープタイプの新商品が登場しました。「台湾」にまつわる新商品のリサーチに余念がないkeiko在台灣のレビューです!
大家好! keiko在台灣です。
最近は、コンビニやスーパーで日常的に台湾グルメを見つけることができます。先日、コンビニのカップスープコーナーで面白い商品を見つけました。今回はその商品を実食してみます。
実食したのは、「とろ~りなめらか豆乳おぼろ <鹹豆漿(シェントウジャン)>」。丸美屋食品工業から販売されています。3種の味がそろって発売されたので、比較として全種類購入してみました。
鹹豆漿とは?
まず先に「鹹豆漿(シェントウジャン)」とはどんな食べ物なのかをご紹介します。鹹豆漿の「鹹」はしょっぱい、「豆漿」は豆乳という意味。台湾では朝ご飯で定番の豆乳スープです。お酢でホロホロと固まったスープに、干しえびやザーサイ、ネギが入っています。

今回実食する「とろ~りなめらか豆乳おぼろ」シリーズは下記の3種。
●とろ~りなめらか豆乳おぼろ<焙煎ごま豆乳スープ>
●とろ~りなめらか豆乳おぼろ <鹹豆漿(シェントウジャン)>
●とろ~りなめらか豆乳おぼろ<チーズ豆乳スープ>

まずは中身を取り出してみます。
白いパックは「豆乳おぼろ具材」という、丸美屋オリジナルの具材とのこと。硬さは、少し硬めの豆花のイメージです。各々のスープには、具材入りのスープがセットになっています。

この2つをカップにいれ、熱湯を注ぎます。好みの大きさに豆乳おぼろを崩しながら混ぜて出来上がりです。早速、「鹹豆漿」を食べてみます。

写真でも確認できる「高菜」と「干しえび」。これが台湾風の味の印象の決め手だと感じました。豆乳おぼろは、とても滑らかな舌触りです。もちろん本物の鹹豆漿とは別物ですが、丸美屋風にアレンジされたカップスープとして、美味しいと思いました。


「焙煎ごま豆乳スープ」は、あごだしと白胡麻の和風味。「チーズ豆乳スープ」はクリームチャウダーのような味わいでした。3種類とも、小腹が空いた時やランチのスープ代わりとして、おすすめの商品です。
まとめ
丸美屋は昨年、「台湾式豆乳スープ シェントウジャン」を発売しましたが、今回はシリーズとして再登場したようです。豆腐ではなく「豆乳おぼろ具材」というオリジナルのレトルト具材の登場で実現したカップスープの鹹豆漿。日本で食べることができる、新たなスープの定番として定着し、このカップスープを食べた方が台湾で本場の味に触れるきっかけになればいいなと感じます。