2022-10-08 政治・国際

双十国慶節のプロジェクションマッピング点灯 台湾の色あせない芸術を紹介

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10日の双十国慶節(中華民国の建国記念日)を祝うプロジェクションマッピングの点灯式が6日、台北市の総統府前で開かれた。

双十国慶節のプロジェクションマッピング点灯 台湾の色あせない芸術を紹介

(台北中央社)10日の双十国慶節(中華民国の建国記念日)を祝うプロジェクションマッピングの点灯式が6日、台北市の総統府前で開かれた。今年は「宝島(台湾)に光あり、土地の愛」をテーマに、台湾の絵画や音楽、映画などの色あせない名作を取り上げ、台湾の文化をアピールしている。

約12分間のプロジェクションマッピングでは、絵画10点、音楽8曲、映画25作品、映画ポスター14枚を次々に紹介。昨年末に修復を終えて数十年ぶりに公開された台湾の彫刻家、黄土水の作品「甘露水」がトリを飾る。映像は総統府の外壁に投影される。

点灯式に出席した蔡英文(さいえいぶん)総統はあいさつで、プロジェクションマッピングの上映によって異なる世代の名作を改めて紹介し、台湾文化の盛んで多元的な発展を共に目にしてほしいと述べ、来場を呼び掛けた。また、台湾が自分たちの文化資産を持てるようにしてくれた芸術家たちに感謝した。

上映は10日まで。毎日夜7時から9時半まで30分ごとに上映される。

(陳俊華/編集:名切千絵)

 

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