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世界柔道選手権は6日開幕し、昨年の東京五輪銀メダリストで男子60キロ級の楊勇緯が銅メダルを獲得した。台湾の男子選手が同選手権でメダルに輝くのは初めて。

(台北中央社)世界柔道選手権は6日、ウズベキスタン・タシケントで開幕し、昨年の東京五輪銀メダリストで男子60キロ級の楊勇緯が銅メダルを獲得した。台湾の男子選手が同選手権でメダルに輝くのは初めて。
国際柔道連盟の世界ランキングで1位の楊は2回戦スタート。英国、モンゴル、カザフスタンの選手をそれぞれ破った。だが、準決勝では東京五輪決勝で惜敗した高藤直寿に再び敗北。その後3位決定戦でイスラエルの選手を下してメダルにつなげた。
同選手権では1987年に女子48キロ級で周育萍が銅メダルを手にしている。楊は東京五輪閉幕後、世界ランキング1位と同大会での金メダル獲得を今年の目標にしていた。
(龍柏安/編集:齊藤啓介)