2022-10-06 観光

マック、マクドでもなく「マイダンラオ」台湾マクドナルドのプチ情報

注目ポイント

台湾のファストフード業界で最大のシェアを誇るマクドナルド。一度は味わいたいご当地メニューや、日本とのサービスの違いとは?

台湾で展開されているファストフード店といえば、KFC、サブウェイ、バーガーキング、モスバーガー、台湾発祥の頂呱呱(TKK)や丹丹漢堡(ダンダンハンバオ)などがありますが、最大のシェアを誇っているのがマクドナルドです。

台湾にマクドナルドが進出したのは、日本進出から13年後の1984年。同年1月28日、台北市の松山空港の近く、企業ビルが並ぶ民生東路沿いに1号店が開店しました。この1号店は現在も健在です。

日本では「マック」や「マクド」という呼称がありますが、台湾では「麥當勞(マイダンラオ)」と呼ばれています。これは広東語の当て字だそうです。広東語では「マックダンロー」と英語に近い発音になるようですが、その当て字が台湾においてもそのまま使われているんですね。

そんな「麥當勞」の日本にはないプチ情報をご紹介します!

日本でもあったらいいなぁ台湾限定メニュー

●玉米湯(ユーミータン)

玉米湯とはコーンスープのこと。日本では期間限定で販売されますが、台湾では定番メニュー化されているんです! 台湾で初のファーストフード店がコーンスープを販売していたことが定番メニューに加えられたきっかけだとか。つぶつぶコーンがたっぷり入っているのが嬉しいです。

●糖醋醬(タンツゥージャン)

日本では一般的にナゲットのソースはバーベキューとマスタードの2種類ですが、台湾では糖醋醬(スイート・アンド・サワーソース)の一種類しかありません。(期間限定で他のソースの販売もあります)。このソースは甘味と酸味のバランスが抜群で、くせになる美味しさです!

 

日本でも検討してほしいストロー提供廃止

以前は台湾でも日本と同じようにプラスチック製のストローが提供されていましたが、環境保護の観点から廃止する流れに。それを受けて台湾のマクドナルドでもストローは提供されなくなり、代わりにリッド(蓋)に直接口を付けて飲めるようにしてあります。

 

何も言わなくてもケチャップをつけてくれる優しさ

日本ではケチャップが欲しいときは、店員さんに注文すれば貰うことができますが、台湾ではフライドポテトを注文すると何も言わなくてもちゃんとケチャップを付けてくれます。ただ、袋状の容器に入っているので、ポテト1本1本にケチャップをつけるのが大変。そこで、台湾人はよくトレイの上に敷いてある紙の上にケチャップを載せるんだそうです。そこにポテトをディップして食べるのが台湾通!

台湾のマクドナルドには、他にも日本にはないオリジナルメニューがたくさんあります。地域にあったメニューを生み出しているマクドナルドはさすがですね。マクドナルド大好きさんはもちろん、台湾の味に飽きたり慣れないという人はぜひ足を運んでみてください。



 

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