注目ポイント
社員の解雇に消極的、中国語ができない駐在員への高待遇ーー「日系企業が台湾でもっと飛躍するため」に、改善するべき5つの悪習を台湾で起業した日本人経営者が紹介。
本社は今まで頑張ってくれた社員を労う意図があるのでしょうが、それに付き合わされる現地のスタッフや、やる気のある若手駐在員はフラストレーションを感じています。
やる気がない人は、他のスタッフのやる気を削ぎます。これは何も日系企業だけではなく、台湾企業もそうです。
僕は台湾で起業して、現地スタッフと駐在員の両者の視点で物事を見る事が出来るようになった事で、とにかく仕事量ではスタッフに負けないようにアピールを続けています(そのせいで首を悪くし、先日首のヘルニアの手術をしました…みなさんは、仕事はほどほどに…苦笑)
台湾を従業員労いの地とするのもいいですが、やる気のなさは伝染するので心当たりがあれば再考する必要があるかもしれません。
いかがでしたでしょうか?正直ここまで書くと一部の日系企業からは敵視されそうですが、これが僕の知るリアルな台湾です。僕は日系企業が台湾でもっと飛躍してほしい一心でこのコラムを書いています。今こそ臭い物には蓋をするのではなく、日系企業の制度ややり方をアップデートする必要があるのではないでしょうか?