注目ポイント
台北金馬映画祭実行委員会は27日、映画賞「第59回ゴールデン・ホース・アワード」(金馬奨)のノミネートを発表した。台湾ホラー映画「呪詛」(咒)は劇映画作品賞など13部門で候補に選ばれた。最多ノミネートは香港映画「リンボ」(智歯)の14部門。

(台北中央社)台北金馬映画祭実行委員会は27日、映画賞「第59回ゴールデン・ホース・アワード」(金馬奨)のノミネートを発表した。台湾ホラー映画「呪詛」(咒)は劇映画作品賞など13部門で候補に選ばれた。最多ノミネートは香港映画「リンボ」(智歯)の14部門。
呪詛がノミネートされたのは劇映画作品賞の他、監督賞、主演女優賞、助演男優賞、新人俳優賞、脚本賞、撮影賞、視覚効果賞など。レース鳩で生計を立てる家族を描いた台湾映画「一家子児咕咕叫」(Coo-Coo 043)も13部門で候補入りした。
劇映画作品賞には、「呪詛」「リンボ」「一家~」に加え、台湾映画「哈勇家」(GAGA)、香港映画「白日青春」(The Sunny Side of the Street)がノミネートされた。
今年は計457作品の応募があった。内訳は劇映画60本、アニメーション3本、ドキュメンタリー40本、短編劇映画228本、短編ドキュメンタリー63本、短編アニメーション63本。
また、年間台湾傑出映画人に、爆破の演出を担当する技師のチェン・ミンザー(陳銘沢)さんを選んだことも発表された。
2022金馬映画祭は11月2日から20日まで開催。第59回金馬奨授賞式は11月19日に台北市の国父紀念館で開かれる。
おすすめ記事:
チベット仏教に由來する映画「咒詛」詳細を解明密教には大黑仏母がいるのか?黑母の手形とは?
映画「呪詛」を見て幽霊と精霊の関係を考える霊性と悪は紙一重、物語の立場によって異なる
(編集:名切千絵)