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桃園国際空港の運営会社は26日、公式サイト上の意見箱に匿名の脅迫メールが届いたと明らかにした。

(桃園空港中央社)桃園国際空港の運営会社は26日、公式サイト上の意見箱に匿名の脅迫メールが届いたと明らかにした。爆破を予告するもので「台湾独立に関する一切の活動を今すぐやめろ」などと書かれていたという。同社から通報を受けた内政部(内務省)警政署航空警察局は空港内の警備を強化している。
米国のトランプ前政権で国務長官を務めたポンペオ氏の訪台が予定されているが、脅迫メールとの関連は不明。先月、ペロシ米下院議長が訪台する際にも、同空港に爆発物を仕掛けると予告する脅迫メールが送られていた。
消息筋によれば、脅迫メールは25日に届いていたが、日曜で担当者が非番だったため、26日になってから確認された。
航空警察局刑事警察大隊の荘英寿・副大隊長は26日、報道陣の取材に応じ、脅迫メールのIPアドレスは海外のものとみられると説明。空の安全に関する検査を強化し、空港の安全確保に努める姿勢を示した。
ポンペオ氏は26日夜、南部・高雄に到着するとみられている。27日に高雄で開かれるシンポジウムに出席する予定。
(呉睿騏/編集:楊千慧)