2022-09-27 観光

台湾でプロ野球を見よう―チケット購入とお口の友―

© Photo Credit: Shutterstock / 達志影像

注目ポイント

日本が水際対策を緩和した同じ日、台湾も同様にコロナ政策を緩めた。10月13日からやっと隔離なしで行き来ができるようになりそうである。台湾に来る観光客にちょっと一味違う楽しみ方を、また台湾プロ野球に興味のある人にはどうやってチケットを購入して試合を観戦すればいいのかを簡単に紹介しよう。

≪チケット購入方法≫

   台湾プロ野球(CPBL)観戦チケットを購入する方法は簡単に言うと2つある。球場のチケット売り場窓口に並んで買う「当日券」とコンビニにおいてある機械を操作して買う方法である。球団のWEBサイトから電子チケットを購入する方法もあって事前に購入ができるため一番確実と言えるが、携帯電話番号や連絡先、身分証明書番号などの記入を求められることがあり、観光で来台する日本人にはハードルが高い。台湾にいる友人に頼んだり、旅行を手配してくれた旅行社や添乗員にお願いしたりすることもできるし、滞在ホテルのフロントで聞いてみるのもいいかもしれない。台湾を紹介する情報サイト「TAIPEI NAVI」からもアクセスできる。ただ、せっかくの台湾旅行だから色々自ら体験してみたいと思う人がいるかもしれない。そんな人のためにコンビニで購入する方法と球場に並んで当日券をゲットする方法を紹介しようと思う。

【当日券】

   まずは試合が行われる球場へ行ってチケット売り場に並んで購入する方法だが、ほとんどの球場で試合開始の2時間前からチケット販売が始まり、試合が終了するまで売っている。球場に入れるのは1時間前(球団や曜日によっては1時間半前)からの場合が多い。販売開始時間と入場時間は球団によってバラバラであるが、大体こんな感じである。日本と同じように、優勝が決まる試合、選手の記録がかかっている試合、開幕戦や台湾シリーズ、オールスターなどは大人気でチケット売り場は長蛇の列である。チケットの価格は平日と休日、又は内野席と外野席、大人と子供でそれぞれ異なるが、概ね200元(約900円)から500元(約2250円)くらいで買える。試合を本格的に楽しみたいならバックネット裏の席、台湾名物チアガールのかわいいダンスを近くで見たいのならベンチの上の席(中国語で「髪香区」という)のチケットを取りたいものだが、残念ながら球場のチケット売り場ではエリアの指定はできでも座席の指定はできない。

 

【コンビニ】

   次にコンビニで買う方法だが、言うまでもなく画面は中国語である。では、セブンイレブンのibon(マルチメディア端末)画面を参考にプロセスを説明する。

①購票/取票/訂房→②運動票→③購票→④チーム選択→⑤既読確認の欄にチェックを入れた後同意→⑥試合日→⑦座席エリア→⑧チケットの種類と枚数→⑨座席番号〗

最後に確認ボタンをタップすると紙が出てくるので、それを持ってレジに行ってお金を払う。すると店員さんがチケットをくれる。セブンイレブンで購入できるのは中信ブラザーズの試合と統一ライオンズの試合で、その他3チームの試合はファミリーマートのFami Portで購入できる。Fami Portのプロセスはibonとだいたい同じである。

 

≪フランチャイズ≫

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