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台北市政府消防局は21日、国家防災日に合わせ、東部・花蓮県で地震を想定した災害救助訓練を行ったと発表した。

台北市政府消防局は21日、国家防災日に合わせ、東部・花蓮県で地震を想定した災害救助訓練を行ったと発表した。
訓練は19日から3日間の日程で行われ、車両10台、隊員39人、救助犬2匹らが参加。大規模地震発生時の救助の手順を確認した。
花蓮県沖でマグニチュード(M)8.0の地震が発生したと想定。救助隊は道路や鉄道、船などで現地入りし、活動拠点を立ち上げて調整センターを設立した後、倒壊した建物の切断や制限された空間での障害物除去などの訓練を行った。
同局は複合災害への対応力を高めるため、日ごろの動員力と備えや今回のような部門を超えた総合災害救助訓練を通じて、大規模災害対応の手順を確認しているとコメントした。
(黄麗芸/編集:齊藤啓介)