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米ニューヨークの国連本部で20日、各国首脳らによる一般討論演説が始まり、中華民国(台湾)と外交関係を持つマーシャル諸島、グアテマラ、パラグアイの首脳が台湾の国連参加を支持する発言をした。

(ニューヨーク中央社)米ニューヨークの国連本部で20日、各国首脳らによる一般討論演説が始まり、中華民国(台湾)と外交関係を持つマーシャル諸島、グアテマラ、パラグアイの首脳が台湾の国連参加を支持する発言をした。
マーシャル諸島のカブア大統領は、国連は真の普遍性、包括性を実現させるべきだとし、いかなる国家、人民をも排除すべきではないと指摘。「台湾は活気に満ちた責任感のある民主主義国家で、この国際的な大家族に貢献のあるメンバーだ」と訴えた。
グアテマラのジャマテイ大統領は、国連の改革を呼び掛け、台湾が国家だと認めるべきだと主張。台湾のこの権利は「安全保障理事会の、ある常任理事国によって認められていない」とも述べた。
この日、国交を結んでいるホンジュラスの首脳も演説を行ったが、台湾に関する言及はなかった。21日にはエスワティニやパラオの代表が演説に臨む。
(尹俊傑/編集:楊千慧)