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蔡英文総統は20日、情報セキュリティー関連の展示会「CYBERSEC 2022」の開会式に出席した。

(台北中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は20日、情報セキュリティー関連の展示会「CYBERSEC 2022」の開会式に出席した。あいさつで、より完全な情報セキュリティーのネットワークの構築を政府は加速させていくと述べた。
蔡総統は、同イベントの今年のテーマである「デジタル転換、情報セキュリティーのアップグレード」が政府の方針と一致していることに言及。「デジタル発展部(省)」が先月発足したことにも触れた。
その上で、さまざまなサイバー攻撃の脅威にさらされる中、警戒を高めるだけでなく、官民連携や国際協力を強化させていく必要があると指摘。理念の近い国々と引き続き協力していくのに加え、民間企業とも手を組む姿勢を示し、台湾を「強く、安全で信頼されるスマート国家」にすると意気込んだ。
(呉家豪/編集:楊千慧)