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2022-09-20 政治・国際

数字で見るエリザベス女王の歴史的エリザベス女王の国葬葬儀市民100万人が最後の別れに駆け付けた

© Photo Credit: AP / 達志影像

注目ポイント

19日に執り行われたエリザベス女王の国葬を前に、国民は10日間喪に服し 、ロンドンでは国会議事堂内のウェストミンスターホールに安置された女王の ひつぎに向かって最後の別れを告げるため、何十万人もの人たちが列を成し、 中には22時間も並んだ人たちもいた。英国史上最長の70年間君臨し、同国 の君主として最高齢の96歳で亡くなった女王。数々の驚異的数字を残したが 、そんな女王の葬儀にまつわる数字をAP通信が集めた。

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エリザベス女王の歴史的葬儀。Photo Credit: AP / 達志影像

2000: ウェストミンター寺院で執り行われた国葬の参列者。チャールズ国王をはじめ王族から、米国のバイデン大統領や日本の天皇陛下ら、世界各国の首脳や王族、また新型コロナウイルスによるパンデミックとの闘いに貢献した医療従事者らも招待された。

 

800: ウィンザー城のセントジョージ礼拝堂で執り行われた礼拝に招待された参列者。

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ウィンザー城のセントジョージ礼拝堂。Photo Credit: AP / 達志影像

 

5949: 今月8日、スコットランド・バルモラル城で女王が亡くなった際、万が一を想定して治安維持のため、同地に配置された兵員数。陸軍が4416人、海軍847人、空軍686人。さらに、英国連邦諸国から約175人の兵員が派遣された。

 

1650: 葬儀の後、ウェストミンスター寺院からハイドパークのウェリントン・アーチまでの葬列に従った兵員数。それに加えて、1000人の兵員も葬列の沿道に並んだ。女王のひつぎがウィンザーに到着すると、410人の軍人が葬列に加わり、480人が通りに並び、150人の儀仗兵が整列。さらに130人が別の儀礼の任務を遂行した。

 

142: 女王の葬儀でひつぎが安置された国会議事堂内のウェストミンスターホールを出発したときに、女王のひつぎを運び、砲車を引いた王立海軍の下士官の数。

 

1万以上: 動員された警察官数。ロンドン警視庁のスチュアート・カンディ副長官は、「非常に複雑な今回の任務は、ロンドン警視庁の歴史の中で最大のもの」で、1日あたり最大1万人の警察官が動員された2012年ロンドン五輪を上回ると語った。

 

22: 群衆を制御し、国会議事堂、ウェストミンスター寺院、バッキンガム宮殿周辺の主要エリアを安全維持のため、ロンドン中心部だけで22マイル(約36キロ)にわたる障壁が建設された。

 

100万: ロンドン市の運輸当局が国葬当時に首都を弔問に訪れると予想した人出の数。鉄道は約250本の臨時列車を追加で運転すると発表していた。

 

5: ウェストミンスターホールに安置された女王のひつぎに別れを告げるため、訪れた人たちが作った長蛇の列は5マイル(約8キロ)にも及んだ。その列は、同ホールのある国会議事堂からテムズ川の南岸に沿ってサザーク・パークまで伸びた。ひつぎが公開された4日間に同ホールを訪れた人の総数はまだ分かっていない。

© Photo Credit: AP / 達志影像

 

125: 19日の国葬を生中継した英国全土の映画館の数。

 

2868: 女王のひつぎの上に置かれた大英帝国王冠を装飾したダイヤモンドの数。王冠にはサファイア17個、エメラルド11個、真珠269個、ルビー4個も使われている。

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