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バイデン米大統領は18日に放送された米CBSテレビのインタビューで、中国が台湾を侵攻した際、防衛するかを問う質問に「もし実際に前例のない攻撃があれば、する」と答えた。

(台北中央社)バイデン米大統領は18日に放送された米CBSテレビのインタビューで、中国が台湾を侵攻した際、防衛するかを問う質問に「もし実際に前例のない攻撃があれば、する」と答えた。外交部(外務省)の欧江安(おうこうあん)報道官は19日、中央社の取材に応じ、米国の台湾に対する約束が盤石であることをバイデン大統領が改めて示したとして「心からの感謝」を表明した。
欧氏は、バイデン政権は発足以来、台湾の安全保障に関与する意向をたびたび示してきたと言及。特に、中国からの軍事圧力が高まった8月以降、「公の場での発言や具体的な行動で台湾への支持を複数回表明してきた」とした。
その上で、政府は今後も自己防衛力の強化を続け、権威主義の拡張と侵略に徹底的に対抗すると言明。米国との関係深化や他の理念の近い国々との協力強化に努め、台湾海峡やインド太平洋地域の安定を守っていく姿勢を見せた。